
かつて「台風の砦」とも言われた富士山測候所
(毎日新聞社ホームページより)
その富士山の測候所が、2004年10月1日をもって無人化された。この日の主要新聞各紙の朝刊や、NHKの朝のニュース(首都圏版)でも取り上げられたことから、ご存じの読者も多いと思う(例:毎日新聞)。しかしその一方で、無人化されるまで何も知らされず、聞かされていなかったという印象もあるのではなかろうか。
富士山の無人化について、気象庁からの発表があったのはその一年前、2003年10月24日である(報道発表資料)。当時、報道記事として大きく取り上げられることは少なかった。気象庁では、業務態勢の見直しから、測候所の自動化・無人化をかなり前から進めていたが、とくに富士山については「高層観測手段の充実や自動観測技術が進展したことから、職員の常駐が無くても必要な観測を自動で実施可能」という判断である。△ |